2/23(日)に行われる、昆虫即売会インセクトポート東京まであと1ヶ月半となりました。今回はインセクトポート東京に持っていく生体20ペア+オス単品4頭を紹介します。通し番号を振りましたので、「○○番って残ってますか?」等と仰って頂いても大丈夫です。

 

また、極彩色の種親候補個体も販売します。大型、美形、超光等の理由で種親候補になっていたもので、

 

次期種親候補なので売れ残るといいな…けど良さを分かって買って下さったら超嬉しい…

 

という複雑な気持ちで持っていきます。笑

そのため、種親候補個体はあまりお安くありませんが…次世代の面白さは保証します。

★は特にオススメなものに付けてあります。

 

生体 ニジイロクワガタ×20ペア

 

ノーマル系×3ペア

①青紋 56.5×30★

②ゴールドピカール56×35

③ゴールドピカール54.5×33

 

レッド系×5ペア

④レッドピカール57×35

⑤ダークレッドピカール39.5×33

⑥レッド54×34

⑦スーパーレッド49×31.5★

⑧ダークレッド52×33

 

グリーン系×3ペア

⑨グリーン レッドアイ61.5×39種親候補★

⑩グリーン(ヘテロ青紋)61.5×39大型★

⑪グリーンピカール51×32

 

紫紺系×5ペア

⑫紫紺(微光沢)62.4×34 大型★

⑬紫紺(微光沢)62×35 大型★

⑭紫紺(青系)61×38.5 種親候補★

⑮紫紺ピカール(超光沢、良形)59.6×37 種親候補★

⑯紫紺ピカール(超光沢)53×38★

 

紫紺グリーン×4ペア

⑰紫紺グリーンピカール(グリーン強)57×32.5

⑱紫紺グリーン(前胸ブラウン)55×34★

⑲紫紺グリーン(前胸ダーク)49×34

⑳紫紺グリーン(前胸グリーン)46×34

 

オス単品×4頭

オス① スーパーレッドホワイトアイ61★

オス②グリーン(ヘテロ青紋)62

オス③グリーンピカール(翅出)53

オス④紫紺(青系)53.8★

 

 

それでは写真と共に紹介します。

 

①青紋 56.5×30★

上翅外側や中央に青い紋が出現する、青紋(ラピスブルー血統)のF17ペアです。

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②ゴールドピカール56×35

上翅が左右若干ズレありますが、あまり気になりません。光沢強。

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③ゴールドピカール54.5×33

光沢強

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④レッドピカール57×35

グリーンとレッドのアウトブリードなので通常のレッドよりも赤みは弱いですが、⑥⑦等のレッド血統よりもグリーンとレッドの境が曖昧で、ぼんやりと全体的に赤い発色をしています。ピンク系と呼ばれるパターンもこれになるのではないかと思います。1ペアのみです。

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⑤ダークレッドピカール39.5×33

小型ですが1ペアだけ揃えられました。

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⑥レッド54×34

定番レッド血統のPMR-R血統F17です。

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⑦スーパーレッド49×31.5★

⑥と同腹ですが、赤みはこちらのほうが強いです。
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⑧ダークレッド52×33

こちらも⑥⑦と同腹で、レッド血統から一定確率で羽化するダークレッドです。スーパーレッド同士の掛け合わせより、ダークレッドとスーパーレッドの掛け合わせのほうが次世代の赤みは強くなると考えているので、ダークレッドとスーパーレッドでペア組みしてみました。
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⑨グリーン レッドアイ61.5×39種親候補★

種親候補だった個体。カブ太郎さん作出のグリーン レッドアイ血統F5になります。このラインはグリーンが強く、かつスリムでアゴの伸びも非常にいい傾向にあります。アウトラインで別色レッドアイを作ったり、グリーンの基盤として新しいラインを作るのにもおすすめです。菌糸耐性も強いと感じたので、十分に65mm以上は狙えると思います。

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⑩グリーン(ヘテロ青紋)61.5×39大型★

青紋とグリーンをアウトブリードしたF1です。このラインは軒並み菌糸で羽化させ、60mm超えが最も多かったラインです。アウトブリードによる血の入れ替えにより、 青紋のスリムさと丈夫さを手に入れたような印象です。インラインでは理論上25%の確率で青紋の特徴を持った個体が羽化します。この組み合わせによりグリーンの強い青紋が羽化するのか…?は極彩色でも研究中です。
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⑪グリーンピカール51×32

前胸が暗茶色になるタイプです。兄弟では濃いグリーンも羽化していますが、暗茶色もいいもんです。強光沢。
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⑫紫紺(微光沢)62.4×34 種親候補★

こちらもずっと種親候補でしたが、63mmが羽化したことで種親から外れました。紫紺(青系)と同腹ですが、青表現が無い個体です。次世代で青が現れるかもしれませんが、いづれにしても紫紺の大型ライン作りに超オススメです。

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⑬紫紺(微光沢)62×35 大型★

こちらは超光沢の血の入れ替えで作ったライン(超光沢×微光沢)F1になります。同腹では超光沢を受け継いだ個体も多数おり、⑯がその1頭です。青表現は出ませんが、良形の大型紫紺ピカールを作るのに最適な1頭では無いかと思います。
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⑭紫紺(青系)61×38.5 種親候補★

60mm超えの紫紺(青系)は、これで最終です。オスメス共に種親候補で、オスはサイズ、色共にこのラインで最も高いレベルだと感じました。まさに買って頂けたら嬉しい、でも売れ残っても嬉しい、そんなペアです。
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⑮紫紺ピカール(超光沢、良形)59.6×37 種親候補★

こちらは極彩色で羽化した紫紺ピカールの超光沢ラインF4の中で最もアゴの伸びと上翅の形が綺麗な個体です。現在このラインは61.3mmの個体を種親としてキープしていますが、この個体が先に羽化したらこの個体を種親にしていたでしょう。上翅が横に広がりがち、かつアゴが伸びにくいピカールにおいて、このスリムさは中々出るものではないと思います。こちらも⑭と同じくらい、売れ残って欲しい気持ちもあります。笑
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⑯紫紺ピカール(超光沢)53×38★

超光沢F4と微光沢のアウトブリードで、超光沢のツヤと微光沢のスリムさのいいとこ取りを実現した個体です。F1のため兄弟で光沢の強さにムラがありますが、スリムさを維持しながら光沢率を上げることは出来るのではないかと思うような1頭です。
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⑰紫紺グリーンピカール(グリーン強)57×32.5

紫紺の発現が弱かったラインです。上翅上部に薄ら紫紺が見えます。

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⑱紫紺グリーン(前胸ブラウン)55×34★

前胸がブラウンになった紫紺グリーンです。⑲がほぼ紫紺とグリーンのみになるのに対し、この個体はレッドかまだ残っていて、グリーン、レッド、紫紺、ブラウンの4色を1頭で楽しめます
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⑲紫紺グリーン(前胸ダーク)49×34

全体的に暗めな紫紺グリーンです。
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⑳紫紺グリーン(前胸グリーン)46×34

グリーンが強く出た、明るめな紫紺グリーン。
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オス単品

続いて、羽化ズレによりペア組み出来なかったオス単品の紹介です。オスの大型羽化は1年近くかかるため、どうしてもメスと羽化タイミングが合いません…そのためお安く出します。今オスを入手しておき、メスが出た頃にメスを揃えると、お得に手に入れられるかも知れません。

 

オス① スーパーレッドホワイトアイ61★

65mm超えが羽化したレッドホワイトアイ。メスはずいぶん前に羽化し、大型のオスが残ってしまいました…。激赤かつ大型かつホワイトアイ。アウトブリードでも色んな使い方があって楽しいです。

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オス②グリーン(ヘテロ青紋)62

⑩と同腹です。菌糸がハマり、幼虫時24.2gまで伸びました。次世代65mm要員でオススメです。

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オス③グリーンピカール(翅出)53

下翅が出てしまいましたが、前胸のグリーンが強濃く出ているグリーンです。

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オス④紫紺(青系)53.8★

⑭と同腹。小型ですが青表現は強いです。

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現時点での販売生体は以上となります。今年の種親として囲うか?それともイベントを賑やかにするか?という究極の二択で後者に傾きました。

 

加えて生きた雌雄モザイク個体の展示も行いますので、是非ご覧ください!

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