青紋なのに赤い?
そんなもんはない。
ありました。
ある方から2ペア買わせていただきました。
前胸部や上翅中央は、レッド系の個体に近いのですが、上翅縁には青紋の特徴がはっきりと現れています。
構造色の関係上、青紋面積が広く見えますが、1枚目の個体の青紋面積が実際と近いです。
メス。禍々しい色ですね。上翅中央のY字に入るレッドは、本来の青紋メスにはない特徴です。
通常の青紋との比較
左が通常の青紋です。前胸部の色も、通常の青紋が黄土色っぽいのに対し、今回の青紋個体は赤みがかっています。
レッド系メスとの比較
ブリーダーさんが意図してこのパターンを作ったわけではなさそうなので断言はできませんが「青紋育ててたら赤っぽい個体が羽化した」というよりも、レッド系とアウトブリードして作られたような気がします。
青紋派生系はまだ自分のところで羽化してはいないので、自分で羽化させてからしっかりと記事を書こうと思います。来年には青紋派生系がかなり羽化するはずですので、楽しみなところです。
大切にブリードさせて頂きます。