2023年12月

明日は大晦日ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?私は変わらず土を混ぜまくってボトルに詰めまくっています。マットの種類は変えず、水分量を微妙に変えて試行錯誤しています。この試行錯誤が成長にどのような影響を与えるかを考えて詰めている時間が大好きです。朝は1℃ほどになり寒いですが、詰める作業はかなり力を使うのですぐに温まります。爽快!


さて今回は2024年の種親が少しずつ集まってきたので、確定しているぶんだけ紹介します。

一頭目
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No.25-1

58.5mm(幅21.4mm)
顎:湾曲タイプ


前も紹介しました前胸部が非常に赤い個体。
加えて上翅は青紋という珍しい色合い。
特に上翅が赤くなる煉獄レッドピカールやPMR-Rのメスと掛け合わせて胸も翅も極赤な個体を作りたいです。

また、上翅の青を活かして前胸部レッド×上翅ブルーのツートンカラー個体なんかも面白そうです。

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二頭目
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No.26-1
54.0mm(18.8mm)
顎:ストレート

前胸部ピカールのアンバー個体。
23年もアンバーピカールはブリードしていますが、何頭いてもいいでしょってことで補強しました。

レッド個体を掛け合わせると、一定の確率で生まれてくるという、なかなか面白い特性を持つアンバー。加えてほぼ混じり気のない単色ですが、横から見るとカーキっぽい色が出るのが魅力的ですね。

アンバー×アンバーでレッド個体は羽化するのか?
とにかくインブリードしてさらに前胸ピッカピカの個体を羽化させたい。
紫紺×アンバーはどんな色になるのか?
…などなど、試したいことだらけです。
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三頭目
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No.32-1

41mm(14.6mm)
顎:短歯

上翅にわずかにブルーが乗った個体。前胸部の黄土色はラピス等によく見られる色ですが、ラピスによく見られる上翅の縦シワがありません。

このラインは縦シワが出ないラインなのか?青の出現が弱いから縦シワが無いのか?そもそもないのか?
とりあえずインブリードしてみます。


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四頭目
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No.27
51.5mm(17.7mm)
顎:ストレート

この個体は非常に綺麗で面白い。まず前胸部はピカールの中でもトップレベルにドピカピカ。それだけでも魅力的なのに上翅がグリーンとパープルのみで構成されているという特殊ぶり。さらに全長51mmと比較的小型なのに立派な長歯!超ストレートのスレンダータイプなので、サイズを狙うにはベストな体型です。特殊色でレコード獲得なんて最高ですよね。

あとは幼虫に成長しやすい資質があれば無敵ですね。

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続いて抱負。抱負と言えば立てて10日もすれば忘れるのが定番ですね。今回は忘れないよう、拠点の窓ガラスにデカく書きました。ボトル詰めしている最中に嫌でも目に入るようになりました。


まず1つめは、ニジイロクワガタ2000頭管理です。

現在700頭ほど幼虫を管理している状態で、まだスペース的には余裕がありますので、気になる色や形のラインはガンガン交配して殖やし、既色の強化新色の追求を行っていきます。


2つめは、60mm越えを安定羽化させることです。

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現在、様々なマットや菌糸を試していますが、まだ大型化の傾向は掴めていません。26gの大型幼虫が確認出来ましたが、それはマットが良かったのか、血統が良かったのか…等まだまだ分からないことが多いです。


3つめは、このブログを最低でも週1回更新することです。

書きたいことが思い浮かんだら、すぐ書き始める。書くことで自分の考えが鮮明になっていくのを実感します。

4つめは、動画制作に挑戦すること。
ずっとやりたいとは思いつつ、手が出なかった動画制作。まずはショート動画などから作ってみようと思います。

そして最後は、即売会に出店すること!!

8月4日に行われる、Insectport Tokyo セルヴォランさん主催のイベントに出店させて頂くことになりました!ずっと出店したいと思っていたところ、セルヴォランさんにお誘い頂きました。

場所は高円寺。中野ブロードウェイもむし社も古着屋も大好きなので、高円寺で出店出来るというのが非常に嬉しく思っています。

ロゴどうしようとか、宣伝動画作りたいなとかポスター作りたいなとか、何をどうやって売ろうとか、色々考えています。あぁ楽しい…。


皆様2024年も楽しいブリードライフを送りましょう!

まずはじめに
ニジイロクワガタにおける「ピカール血統」とはDSC07895

八王子にある昆虫ショップ「RTN」様が、2013年に偶然作出された、前胸部にも上翅と同じような光沢がある特徴を持つ個体を指します。本来のつや消し個体と違い、全身に光沢感があり、現在ヤフオク等で高値となっています。また、前胸部の光沢感にはかなりの個体差があります。名前のピカールは、金属研磨剤のピカールから取ったものと思われます。

上情報は別の方のブログを引用しているため、間違っている箇所があればご指摘お願いいたします。速やかに訂正します。





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どうしても外国産クワガタが飼いたい小学生、タカシ君がいました。タカシ君は誕生日に、お父さんと、八王子の昆虫ショップに連れて行ってもらいました。テンションMAXのタカシ君。

タカシ君は全身ピッカピカのニジイロクワガタを手に取り、開口一番に
俺はこれを飼うために生まれてきたんだッッ
と言って聞きません。

お父さんは困りました。なぜなら全身ピッカピカのニジイロクワガタは、他のニジイロクワガタよりも3倍くらい値段が高いからです。

ここで買ったら2ヶ月分のお小遣いが無くなってしまうので、お父さんはすぐさまヤフオクで「ニジイロクワガタ ピカール」と調べました。


「おっ、ヤフオクにも結構出品されてるんだなぁ〜」とお父さん。

「タカシ、これならいいぞ。RTN様本家累代 ピカール血統だって」

「え〜?これ本当に光ってる〜??」

「大丈夫だよ!だって本家累代だぞ?なんか俺も欲しくなったし、お父さんちょっと頑張っちゃうか」










3日後、タカシ君の元に「前胸部が絶妙に光っているような気がをするニジイロクワガタ」が届きましたとさ。


※この物語はフィクションです。
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タカシを……タカシのような犠牲者を…救いたいっっ…!!




「本家」の定〜義ガバガバすぎっだっろっ!!
定義ガバガバすぎだろっ!
「本家」の定〜義ガバガバすぎっだっろっ!!
ガバガバすぎだろ〜






最近、ヤフオクでは「本家」ピカール血統が溢れまくっています。それ自体は悪いことではないのですが、前胸部が全然光っていない個体にも容赦なく「本家累代 ピカール」と書いてあったりします。

本当にRTNさんから直接購入し、累代している個体を販売されている方もたくさんいらっしゃるのは事実です。が、もはや何でもあり、何でも本家の状態になっています。



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パプキンで「マジョーラ血統」が流行った時もそうでした。もはや色関係なく「マジョーラ」と名前が付き、ヤフオクはカオスと化しました。


マジョーラパプキンについては以下の記事で話しています↓



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今回は、タカシ君のお父さんのような被害者が減るように、誠に余計なお世話ではありますが、ヤフオクでニジイロクワガタを購入する際の、気をつけたほうがいいかもしれないポイントを説明します。






気をつけるポイントは
「本家」かどうかより、個体そのものの前胸に光沢があるかどうかをよく見る

とにかく、これに尽きます。
結局、元を辿れば前胸に光沢があるほとんどの個体は、本家からの累代であると言っていいと思います。


RTNさんの元から偶然生まれたことをふまえて、他所から偶然、前胸部まで光る個体が羽化するとは考えにくいです。ニジイロクワガタが日本に持ち込まれてから、2013年に偶然生まれるまでの約15年ほどは日本で人口飼育が行われていたはずで、ポンポン色んな所で前胸に光沢のある個体が生まれていたなら、もっと早くどこかで生まれて流通しているんじゃないかと。


そんな名前うんぬんより、掲載されている画像で判断しましょう。誤魔化そうとする人ほど、写真が粗い、画質が悪い、変なアングルの写真しかないと判断していいと思います。

逆に出品画像が鮮明であったり、様々な角度から撮られていたり、説明欄が丁寧で具体的(兄弟のカラーであったり、前胸光沢の割合、強さなどが記載されている)である場合は、信頼できると思います。






ただ、ニジイロクワガタって光の当たり具合で色味がかなり変化するので、写真撮影が非常に難しいんですよね…。これは自分が撮影していて強く感じることです。おそらく皆様もかなり工夫して撮られているように感じます。


下2枚の写真をご覧下さい。
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なんとこの2枚の写真、同一個体です。
光の当たり具合でここまで変化します。1箇所からしか照明を当てないと、黒く潰れてしまうんですね。

個人的に肉眼で見た色味に近づける努力をしてきて、かなり肉眼に近づいてきたとは思いますが、それでも完全肉眼で見た色味を写真におこすのは不可能です。







ヤフオクでは上記のような黒潰れ画像の出品が多く、慣れていない場合は避けるのが無難です。しかし、黒潰れの中でも「これはすごい色してるに違いない」と思う時があって、そういう時私は、ほぼギャンブルで入札したりします。

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上の個体は、出品画像がほぼ黒潰れしてたのもあって破格で落札出来ました。これはかなりラッキーなケースでしたが、そういったケースは稀ですので、多少値が張ってもしっかりとした出品画像の個体を購入することをオススメします。



あとは明らかにレタッチされている写真は注意したほうがいいです。レタッチとは、撮影した後で編集を施すこと。紫のニジイロクワガタで、周りの空間まで紫に染まっているなんて場合は控えたほうがいいです。


スマホでの撮影であれば、晴れている屋外などで撮られている写真は肉眼に近いと思います。


ちなみに当方の写真は全て屋内撮影で、レタッチはせず、ISOや光の強さは全ての写真で統一、シャッタースピードだけ個体に応じて1、2段階変えて撮影しています。



今回、かなり他方を悪く言ってしまったため、私自身も出品する際には

・より肉眼に近い出品画像を様々な角度から撮る
・親、兄弟の色情報も詳しく記載する


ことに注意し、より落札者様との認識の齟齬を少なく出来るよう努力しようと思います。


楽しいクワガタライフを送りましょう!

ブログタイトルを(またまた)変えました。
実家の近所に、潰れては店名を変えて蘇る、を繰り返す唐揚げ弁当屋がありますが、当方のブログはそれにそっくりだなぁと感じました。
GOKU SAI SHIKI」をよろしくお願いいたします。

私はラベルの構成を考えるのがおそらく超大好きです。学生の頃から、授業中の暇な時に「フォントはこれで、ここに種名を書いて、産地は英語で、累代表記は…」と考えるのが好きでした。

今でも好きです。仕事の休憩中にロゴ作成アプリでラベルを作っています(ブログのタイトルロゴが頻繁に変わるのはそういうことです)。下手したら虫の飼育よりも、ラベルを作りたいがために飼育してるんじゃないかと思うほどです。

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(文字ばっかりで疲れるので虫画像)
で、2024年の管理ラベル、どうしようかな〜とずっと考えていて、ようやく決まったのでここに書いておきます。もし私から虫を購入した方がこの記事を読んで理解して頂けたら有難いですし、何より頻繁にフォーマットを作り替えまくるのでどれが最新だかわからなくなること防止の観点からです。

以下2024年のニジイロ幼虫ラベル

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今回意識したのは以下の3点。

・色々ごちゃごちゃ書かない!!
・より幅を小さくしてテプラ節約(当方ではスマホと連動するテプラを使用しています)
・手に取ったときにすぐにわかる情報だけ記載

2023年は学名書いたり、種親の色書いたりサイズ書いたりマットの銘柄や冷凍期間まで書いたりしていましたが、1冊のノートに1回書けばいいじゃんという結論になりました。

まあそのノートが紛失すれば一巻の終わりなんですが、デジタルにも残して二重管理すればOK


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(たまに虫画像を挟んで休憩のコーナー)



テプラテープは6個で¥3776
1個あたり¥627
で、理論値4000枚刷れるから
ラベル1枚あたり¥0.16!!

テプラ管理って何となく高いイメージがありましたが、載せる情報を精査すれば格安でした。
もちろん、種名や産地など情報もりもりにすることも出来ますし、作ったデータはアプリに保管出来ます。

今のテプラは真ん中に線が入っているので剥がしやすいし、印刷も相当細かくやってくれます。毎度毎度、種名から産地から写経することに地獄を感じているブリーダーさんには大変オススメです。



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12/12追記

2023年はオスの表記をアルファベットにしていましたが、2024年はライン数が増えることが予想されますので、オス表記をアルファベットから数字にしようと思います。早速改定。


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これでライン数が100を越えても確認しやすくなりました。アルファベットだと、Z(26番目)まで行ったあと、A’になったりしてややこしそうですので、数字のほうがいいですね。

自分が必要と思う情報だけを精査して作った、超オリジナル管理ラベル。楽しいので皆様も是非作ってみてください。では。

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