2019年10月

前胸部から胸角基部にかけて、すぼみが全くない、ほぼ三角形を描く超極太のメテオという血統の出品を、最近とても多く見かけます。

圧倒的なほどの太さは、飼育者の長年の努力の賜物であり、それ相応の値段で取引されていますが、それに伴い怪しさMAXの詐欺疑惑のある出品もちらほら見かけます。

そんな中…流行りものを好む訳ではなく、超極短も見るだけで十分かなぁと思っていますが、
あの太さをもう少しだけ長さに持ってけたらえらいかっこよいのできるんちゃうんという好奇心はありました。

そんな中発見しました。
「C68メテオ 普通体型」

それがこちら。

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いいんじゃない!?

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上翅に気泡がありますが、前胸幅に似合わぬほどしっかりした胸角がついてます。

スペックは、
【C68メテオ】
・サイズ:148mm
・胸角長:97mm
・胸角率:65.5%
・胸角突起前:12.2mm
・前胸幅:36mm
・胸角占有率:33.8%

胸角占有率が非常に高い!
胸角突起前は12.2mmということで、数値的にはEMMAと同じ太さですが、前胸幅が小さいのでより太く見えます。

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↑EMMA サイズ:167mm
突起前:12.2mm

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さらに胸角率も65.5%となかなか悪くない!
サイズ148mmにして65.5%なので、もう少しサイズが伸びたら胸角率も伸びそう?

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(右前の附節は折りたたんでます。)
体型はそのままで、胸角先端だけ12mm伸びた場合、
胸角長(109mm)÷サイズ(160mm)で
胸角率は68.1%となります。

太さと美形を兼ね備えつつ、前胸部と上翅は小さいため還元率◎なラインを追求していきたいです。

ボディにサイズをとられず、太い胸角と高い胸角占有率を保持しながらも、胸角長を伸ばすという注文の多い飼い主の要望に答えてくれるには何を掛け合わせたらいいのか…。

ちなみに、こちらは同じ血統で同じ出品者さんが出品していた♂です。

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ちゃんと極短出てるみたいです。
太長角を目指しながら、稀に極短もでるような血統が作れたら面白いですね。

11/10 写真追記

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久々の更新です。
新しい♂成虫を補強しました。

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C68メテオ160×OAKST117  162mm
です。
出品時の写真ではそこまで太く見えませんでしたが、

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胸角基部がエグい!

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基部~胸角が、「前胸部からの延長」という形状ではなく、「前胸部に角を後付けした」ような形をしており
非常に厳つく美しい印象です。

スペックは、

C68メテオ160×OAKST117
・サイズ:162mm(胸角先端~上翅まで)
・胸角長:108.2mm
・胸角率:66.7%
・胸角突起前:11.1mm
・前胸幅:38.3mm
・胸角占有率:29.98%
・上翅幅:46.4mm


突起前値は11.1mmと、数値的には「少し太め」くらいでしたが、体感的にはかなり太く見えました。
基部の張り出しが大きいからでしょうか。

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↑横から。
胸角は上に高く伸びず、緩やかなアーチを描き、基部の太さと先端の細さのギャップが◎。

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↑別個体です。

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上の個体と比較すると、
上は前胸部~胸角基部の流れが緩やかというか、前胸部からそのまま にゅーーっと伸びたような形をしているのに対し、
新♂は前胸部と胸角基部の間に境界線のような段差があるのがおわかりでしょうか?
これが…「前胸部に胸角を後付け溶接した」と比喩した理由です…(しつこい)。

基部が異様に張り出していて、突起前はそこまで太くなくていいので胸角率67%を超える長角」という
私の理想にかなり近い形状で、ワクワクする新♂の紹介でした。
♀は何をかけてみようかな。

驚くべき事は、まだ飼育開始していないにも関わらずこの記事を書き始めているところですが。笑

ついにというか、ようやくというか。
アクティオン、始めました。(10月11日現在)

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これで、
(黒塗り巨メガ)
・マルス
・ラミレス
(毛巨メガ)
・エレファス
・エレファス・オキシデンタリス
・エレファス(イイジマタイプ)
・ギアス(亜種ルンブケリ)
・ノゲイラ
(ミニメガ)
・パチェコ
・ペーニャ

に次いで10種目のメガソマ種です。
カブトムシ亜科の中で世界一重い、そして生き虫として日本に流通するカブトムシ亜科の中で一番幼虫期間が長いというロマン砲。

Large Larva Labo (でっかい幼虫研究所)を名乗っておきながら、世界一でかい幼虫を飼育していないとは何事だとはもう言わせませんよ。

ヘラクレスは待ててもアクティオンはちょっと…という人も多いように、
俺は半端な覚悟じゃ飼えないよ」と言っているような風格。
ディアブロスのような2対の角。
つや消しの黒塗りボディ。
そして脚の長さ(重要)。

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Dynastes種も素晴らしいけれど、それ
以上にMegasoma種に惹かれてしまうのはやっぱり長い脚要素なのだと最近気づきました。

主観はそれくらいにして。
アクティオンは最近、産地によってレックス(rex)アクティオン(actaeon)に分けられました。
この個体はペルー産のため、本来はレックスゾウカブトとなるのですが、ムシキング第一世代的には絶対にアクティオンと呼びたいわけです。そんなティラノサウルスの二番煎じのような…いや、レックスも名前的にはかっこいいんですけどね。

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BE-KUWAによると、レックスはアクティオンに比べ
て胸角が大きく発達するらしいです。納得。
エクアドル産のアクティオンも揃えて比較しようと思います。
…まあ、ペルー・イキトス産がWDで日本に上陸してから随分と年月が経っている上、インブリードもアウトブリードも沢山行われているので、野外品と比較してもしょうがないですけどね。

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世界一ヘビーなカブトムシ。
個人的には「世界一大きい」よりも「世界一重い」に惹かれます。
仮にアクティオンでBE-KUWAギネスを出したら、「世界一大きい、世界一重いカブトムシ」ということになりますからね。
夢とロマンの塊みたいなカブトムシです。

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カブトムシの王様=ヘラクレスならば、アクティオンは帝王でしょうか。
「世界一大きい」というブランドに加え、金色の上翅とくれば、王様はヘラクレスで決まりですが、
「世界一重い」つや消しブラックという陰的な立ち位置が、裏ボス感あって最高です。
ヘラクレスという陽があってこそ陰が際立ちます。


本種、デカくて黒いという特性上、中々しっくりくる写真が撮れません。泣

小さくて綺麗なハナムグリならばホワイトバックで映えるのですが、アクティオンやマルスでは厳つく見えないんです。
白背景、黒背景、外、木などで撮影しましたが、また撮り直す予定です。

ちなみにサイズは120mm
奇しくも前回紹介したエレファス、マルスと同サイズになります。
狙うは130mm越え、幼虫体重200g越え。
ヘラクレスの飼育技術を応用し、えらい量の個体を抱えて統計取ってみます。
役者は揃った。笑

世界一綺麗なカナブンとも言われる、トルコホウセキカナブン。
3年ほど前から飼育していて、今期は300頭以上の羽化を確認しましたが、その中で明らかに異彩を放つ個体が…。

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「いやいや、死んでくすんだだけやんか」と思われるかもしれません。
しかしピンピンに生きています。

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左、下は通常個体。
何だか気持ちの悪い(笑)色彩です。

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上翅の青味が無く、赤味が強いです。
前胸部も鮮やかな赤ではなく、茶色に近いです。

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左が通常個体。
裏面は緑が強いです。
4世代500頭近く成虫を確認して、ここまで赤い個体は初です。
赤固定を目標に、こいつだけ別枠で囲ってブリードしてみます。

我が所では、ラテンアメリカ系のカブトムシの他に、シロヘリカナブンも結構な数がいます。

今年のゴールデンウィークに成虫が大量に羽化し、その中から、独断と偏見で選りすぐったペアにライン名を付けて管理しています。

B-1

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B-2

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B-3

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BラインはB-5までありますが、B-1~3までがとりわけ青い種親です。

B-4

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B-4ラインは緑が混じっていて、水色に近いです。
一番人気はB-1~3のような濃い青ですが、このような水色も大変綺麗です。

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~羽化した頃に続く~



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