satoMiです。
日曜日の夜に拠点整理してたら

FullSizeRender

蛹が起き上がってました。
羽化を見るのは初です。


FullSizeRender

殻を剥がすと、
基部がしっかりした胸角で、
頭角突起は6個あり、主張強め。


FullSizeRender

全長は縮めば155mm程度と思われ、
胸角突起前は現時点で12.8mm
前胸幅は37.3mmです。

胸角占有率は34.3%となり
かなり高いです!
時間が経てば変化するとは思いますが、
突起前12mm台で34%超えは中々だと思います。
(突起前13mm後半の超極太にもなると、35%を超えるのは珍しくありません)


FullSizeRender

真上からだと、
胸角基部にクビレがあるのがわかります。
これは、前胸幅に対して胸角基部が太いために
現れるものであると推測しています。
(胸角突起が極太でも、前胸幅も大きい個体にはこの特徴はあまり見られません)

要するに胸角基部が前胸幅に見合わないくらい太い
ということになります。

ちなみに♂親が一緒の
最大幼虫体重87gから胸角突起13mmで羽化した個体↓にもクビレがあります。
(胸角基部にエクボのようなクボミがあります)
FullSizeRender
FullSizeRender

この胸角基部のクビレ(以降クビレとする?)
は、高い胸角占有率をもつ個体を作るにあたり
重要な要因になるかもしれません。

あとこの血統、頭角がゴツくなるのも特徴ですね。


真上から見た時のゴツさ(胸角突起幅)を重視するのが主流ですが、私は
真上はシャープ(細すぎず太すぎず)で、横から見たときの基部のゴツさ(頭角の真上に肉が付いているような)を重視してみようと思います
(胸角突起の太い個体は前胸幅にサイズを取られると思うので)

FullSizeRender
IMG_8004

あと小循板って意外と薄いんですね。