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エレファスゾウカブトは、
古くから累代されている「メキシコ ベラクルス州カテマコ」の生体が多く出回っています。基本的にエレファスゾウカブトは、このメキシコ産のCB個体が大半を占めています。

しかしここ近年、エレファスにも沢山のタイプが流通しているように思います。
考えられるだけでも、

・メキシコ産CBエレファス(最も流通する)
・メキシコ産WDエレファス
・メキシコ産シルバーエレファス(シルバーラインとして固定化されるのでは?)
・コスタリカ産エレファス(メキシコ産よりも胸角が長く、体は細長くなります。)
・ベネズエラ産イイジマタイプ
(イイジマゾウカブトと言われるのが一般的ですが、BE-KUWAではエレファスゾウカブト イイジマタイプとして記載されています。)
・メキシコ産 オキシデンタリス
(最近はエレファス別種とするようなのですが、見た目はそっくりですので。)


産地や特徴ごとに物凄いコレクション性を帯びているので、全部集めて比較してみたいと思います。
今回のWDラインで4タイプ目となります。
(オキシ、イイジマ、CBエレファス、wildエレファスの順に入手)


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♂98mm。
小型とは言え、頭角がよく伸びているのでかなり大型に見えます。
上翅の禿げもなしでふさふさです。

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全長が小さいので未発達なだけかも知れませんが、胸角は小さく鋭利です。
また、前胸部のラインは丸みがあります。

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ちなみにこちらは120mmの、飼育年月の長いエレファスです。
サイズが大きくなるほど胸角の鋭利さは無くなるのでしょうか。

また、wildラインのほうが頭角の開きが大きく、前胸部のコブが張り出しているように見えます。


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前回書いたエレファスの記事にほとんど似かよってしまうので、この辺で。
wildラインと120mm飼育ラインで大量に羽化させて比較し、また記事にします。