ブログタイトルを(またまた)変えました。
実家の近所に、潰れては店名を変えて蘇る、を繰り返す唐揚げ弁当屋がありますが、当方のブログはそれにそっくりだなぁと感じました。
GOKU SAI SHIKI」をよろしくお願いいたします。

私はラベルの構成を考えるのがおそらく超大好きです。学生の頃から、授業中の暇な時に「フォントはこれで、ここに種名を書いて、産地は英語で、累代表記は…」と考えるのが好きでした。

今でも好きです。仕事の休憩中にロゴ作成アプリでラベルを作っています(ブログのタイトルロゴが頻繁に変わるのはそういうことです)。下手したら虫の飼育よりも、ラベルを作りたいがために飼育してるんじゃないかと思うほどです。

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(文字ばっかりで疲れるので虫画像)
で、2024年の管理ラベル、どうしようかな〜とずっと考えていて、ようやく決まったのでここに書いておきます。もし私から虫を購入した方がこの記事を読んで理解して頂けたら有難いですし、何より頻繁にフォーマットを作り替えまくるのでどれが最新だかわからなくなること防止の観点からです。

以下2024年のニジイロ幼虫ラベル

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今回意識したのは以下の3点。

・色々ごちゃごちゃ書かない!!
・より幅を小さくしてテプラ節約(当方ではスマホと連動するテプラを使用しています)
・手に取ったときにすぐにわかる情報だけ記載

2023年は学名書いたり、種親の色書いたりサイズ書いたりマットの銘柄や冷凍期間まで書いたりしていましたが、1冊のノートに1回書けばいいじゃんという結論になりました。

まあそのノートが紛失すれば一巻の終わりなんですが、デジタルにも残して二重管理すればOK


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(たまに虫画像を挟んで休憩のコーナー)



テプラテープは6個で¥3776
1個あたり¥627
で、理論値4000枚刷れるから
ラベル1枚あたり¥0.16!!

テプラ管理って何となく高いイメージがありましたが、載せる情報を精査すれば格安でした。
もちろん、種名や産地など情報もりもりにすることも出来ますし、作ったデータはアプリに保管出来ます。

今のテプラは真ん中に線が入っているので剥がしやすいし、印刷も相当細かくやってくれます。毎度毎度、種名から産地から写経することに地獄を感じているブリーダーさんには大変オススメです。



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12/12追記

2023年はオスの表記をアルファベットにしていましたが、2024年はライン数が増えることが予想されますので、オス表記をアルファベットから数字にしようと思います。早速改定。


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これでライン数が100を越えても確認しやすくなりました。アルファベットだと、Z(26番目)まで行ったあと、A’になったりしてややこしそうですので、数字のほうがいいですね。

自分が必要と思う情報だけを精査して作った、超オリジナル管理ラベル。楽しいので皆様も是非作ってみてください。では。

新たに特殊なペアを補強しました。
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前胸部が赤い。
こんなにハッキリと、前胸部が赤い個体は始めて見ました。赤血統として有名なPMR-Rや、レッドピカールの個体は上翅こそレッドですが、前胸部は黄土色に近いのが特徴です。

そのため前胸部は「赤っぽい黄土色」になりはするものの、赤くするのは無理だろうな(それこそ突然変異でもなければ)と考えていました。しかし、この個体は紛うことなき赤と言っていいと思います。
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こちらはレッドピカールとの比較。
レッドピカールの前胸部は、ヘリの一部が赤く、全体的には黄土色です。

しかも上翅に青紋が混じっていて、上翅に細かな縦線が入ることと、ボディが細長いことから、ラピス系統の血が混じっていると見て間違いないかと思います。


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上はラピスCBF16との比較。
上翅の色合いと質感に共通するところがあります。

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こちらはレッド前胸ラピス(仮)の同ラインのメス。
青紋の表現が見られ、オスほどではありませんが前胸部はうっすらと赤いです。

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今回入手したペアの血統背景は聞きませんでした(情報がないほうが次世代面白いので)が、累代はCBF2ということなので、祖父の世代でラピスに何らかのアウトブリードをしたのかも知れません。

ヤフオクでは、より混じりの少ない色合いの個体に高い値段が付く傾向があります。もちろん単色を強くしていく方向も面白いのですが、あえての別色アウトブリードで今までにないパターンを生み出していくことにも力を入れていきたい所存です。

まずはCBF3インライン、そしてラピス、レッドなど色んなパターンでラインを作ってみて、さらに次世代でもインライン、アウトライン...と、とにかく沢山複雑に掛け合わせ、新たなパターンを作ることを構想しています。

パプアキンイロクワガタ
ニジイロクワガタと並ぶメジャーな色虫で、豊富な色彩、小さい容量と短いサイクル、ブリードの容易さから大人気のクワガタ。ビークワでは飼育人口「S」。

200ccプリンカップとかで羽化まで持っていけるので、多くのブリーダーさんはきっと、色んなクワガタを飼育しているうちの1種類って感覚で、棚のはしっこでプリンカップを積まれていることでしょう(当方イメージ)。

そのような感覚のブリーダーさんが多いからなのか、ヤフオクではほとんどが20-30mm程度と小型で、サイズ狙いのブログもほぼ皆無という状況。

オスメス関係なく800ccでブリードしたら、どれくらい大きくなるんだろう?とふと思ったので、オスメス単頭で800cc投下します。
「いいのか...?超VIP待遇だぜ...(バキ好き)」
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メス18.7mm

今回割り出すのはこちらのブルーライン。CBF3同士のインラインです。文句なしのブルー。

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オス30.7mm

オス。よくグリーンを(これは無理があるでしょというレベルで無理やり)ブルーとして売っているのを見かけますが、これは「ブルーというのはちょっと無理だけど、一番近い色はブルーですかね」という感じの色。グリーンでともグレーとも違う。

鼻のアブラを塗ると凄まじいブルーになります。↓
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ニジイロの前胸光沢個体のように、突然変異的に強烈ブルーなオスが出る可能性だってあるんじゃないですかね。そう思いたい。
「望みに進むのが 気持ちのいい人生ってもんだろっ.....!」カイジ

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久々のパプキン割り出し。

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裏面にチラホラ幼虫が確認出来ます。

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マドラースプーンと比べてこの大きさ。
初齢幼虫が20匹程取れました。めちゃくちゃ疲れた。

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マクロレンズに、レンズ用の虫眼鏡的なアイテムを付けて撮影してみました。神経使う。

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10匹はDOSのアンテマット、他7匹はバンブーインセクトのクワガタマットに単頭投入、一部2頭ずつ投入しました。

もっと頭数にバラつきがあってもよかったんですが、そう思ったときには投入し終わっていました。あぁ...。

他ラインでパプキンはいくつかあるので、そっちで比較してみます。

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